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雨水の再利用できる設備がある⁉

2023/03/25
雨を再利用??

皆さん、雨はお好きですか?

 

お出掛けや大事な日に雨になのは残念ですし、災害を引き起こすこともありますが、恵みの雨とも言い、雨は私たちの暮らしには欠かせません。

 

では、雨水貯留(うすいちょりゅう)タンクやレインセラーという言葉は聞いたことありますか?

今回は、環境のお話を交えながら、雨水貯留タンクやレインセラーの紹介をしましょう!

 


目次

1. 雨水貯留タンク、レインセラーってなに?

2. 溜めた雨水は何に使用できる?

3. なんで雨水を再利用するの?

4. 雨水貯留タンクでお金が戻ってくる?

5. まとめ


 

あまり聞きなれない商品だけど、聞けば、なるほど~!となると思います。

特にガーデニングがお好きな方には、おすすめです!

 

 


雨水貯留タンク、レインセラーってなに?


 

雨水貯留タンク、レインセラーとは…

家の外に設置して、雨どいから流れてくる雨水を溜めておくタンクのこと。溜まった雨水は、下部の水栓から放出することが出来ます。

タンクの容量やデザインも様々のものがあります。

 

雨水貯留タンク、レインセラー

 

 


溜めた雨水は何に使用できる?


 

タンクに溜まった雨水は、

 

□ 打ち水

□ 車の洗車

□ ペットの足を洗う

□ ガーデニングや家庭菜園の水やり

□ 災害時の生活用水

 

このようなことに利用することが出来ます。

通常は、庭に水栓を設置して水を利用するので水道代がかかりますが、雨水貯留タンクを利用することで水道代の節約になるのです!

 

雨水を使って水やり 雨水を使って洗車

 


なんで雨水を再利用するの?


 

先述したとおり、雨水を利用することで水道代の節約になりますが、それ以外にもこんな理由があります。

ここからは自然や環境についての考えるお話です。

 

 

① 雨水は貴重な水資源 

 

突然ですが、クイズです!!

 

Q:地球上の水のうち、人間が利用できる水は何%でしょうか?

 

A: 0.01%

B: 0.1%

C: 1%

D: 10%

 

難しい問題ですね~。

分からない人は直感で答えてみましょう!

 

地球の水はどのくらい?

 

はい! 正解は・・・A: 0.01%でした!

 

皆さん、正解しましたか?

 

地球の使用できる水は?

 

 

地球上の水は、海水が97%、淡水が3%と言われており、そのうちのほとんどが北極や南極の氷。

つまり、実際に私たちが使用できる水の割合は極わずかということです。

 

 

② 住宅街では○○の役割を担う

 

都市化が進み、街が発展する一方で、雨水を浸透させる空き地や緑地・畑などが減少しています。

雨水が地面に浸透せずに河川へ直接流れると、河川の水量の増加による水害が起こる可能性があります。

昨今、増えているゲリラ豪雨で住宅街が冠水したりと、大量の雨水を街が処理しきれていないことも多くなっていますよね。

 

河川と街

 

雨水貯留タンクを設置することで、住宅街の中で小さなダムの役割とイメージしていただけると分かりやすいかもしれません。

水害のリスクを低減する環境保全のお手伝いが出来るのですね。

 


雨水貯留タンク設置でお金が戻ってくる!?


 

庭に雨水タンクの設置をするには、商品をただ置くだけではなく、雨どいを接続する工事が必要になります。

また自治体によっては、設置の費用を一部負担する補助制度もあります。

補助制度は自治体により、名称や条件、上限額が異なりますので、お住いの自治体のホームページや施工店に確認してみてください。

補助制度が終了していたり、制度自体を設けてない場合も多いのが現状です。

当てはまったらラッキー♪ぐらいの気持ちでいましょう。

 


まとめ


 

雨水貯留タンクについては、ご理解いただけたでしょうか?

 

パナソニックのレインセラー

 

まだまだ認知度の低い設備ではありますが、省エネや環境への配慮といった面では、もっと広まってほしいと思っております。

住宅はもちろん、学校などの教育施設や、公共施設での設置も増えています。

住まいのアイデアとして参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

雨水貯留タンク設置例

 


ご質問や商品のご相談は、お気軽にお問合せください。

 

 

参考出典:パナソニック レインセラーのある暮らし

 

 

 


著者

ヤママンリフォーム株式会社

代表取締役 畑仲大輔

住まいづくりが楽しくて仕方がない、お客様の笑顔が大好きな建築屋さんの代表。

住宅建築コーディネーター、リノベーションコーディネーター、ライティングコーディネーター、宅建士、ファイナンシャルプランナー、ライティングコーディネーター等の資格を保有し、様々な視点から住まいのご提案や情報を発信しています。